みなさんこんにちは(*’-^*)ゞ
今日はとても冷え込んでいる予科練平和記念館です。
木々が色づいて、目に映る風景がすっかり優しい表情になりましたね。
館の周りの桜の木も、小さいなりにめいめいが秋色にお召しかえています。
さて今日はお知らせを一つ。
現在、土浦市立博物館(土浦市中央1-15-18 029-824-2928)では、
企画展「ふたつの霞ヶ浦-カワをわたった人・モノ・情報」
(http://www.city.tsuchiura.lg.jp/index.php?code=2856)
を開催中です。
期間中、観光船「ホワイトアイリス号」に乗って、
学芸員が案内をしながら霞ヶ浦をクルージングするという企画があります。
この企画「霞ヶ浦を船からながめよう」に、私も呼んでいただけることになり、
11月12日(金)午後1時30分からの回で、みなさんをご案内させていただくことになりました!
土浦市の名だたる学芸員さんたちに混じってちっぽけな力不足の私ですが、
一生懸命頑張りたいと思います!
どのような内容にしようか今考えておりますが(間に合うのか・・・)
身近な歴史でありながら見過ごされがちな、昭和初期の霞ヶ浦の姿を
知っていただけるようなお話ができればと思っています。
お時間がございましたら、ぜひご参加下さい。
見学会「霞ヶ浦を船からながめよう」 ※各日ともクルージング時間は13:30~14:10
第1回 11月12日(金) 担当:予科練平和記念館学芸員
第2回 11月20日(土) 担当:土浦市教育委員会学芸員
第3会 11月26日(金) 担当:上高津貝塚ふるさと歴史の広場学芸員
第4回 12月4日(土) 担当:土浦市立博物館学芸員
ご参加申し込み : 土浦市立博物館にお電話またはご来館の上お申し込み下さい
料金 : 大人1,500円 こども750円(一般運賃と同じです)
集合場所 : ラクスマリーナ「ホワイトアイリス号」のりば(土浦市川口2-13-6 029-822-2437)
集合時間 : 13:20までにご集合ください
詳しくは、土浦市立博物館(029-824-2928)へお問い合わせ下さい。
さて、明日もしかしたら地球の未来が変わるかもしれないプロジェクトが行なわれることを
ご存知でしょうか。
その名も「ドロシー計画」。
日本時間の11月5日(金)21:00から、世界5大陸12カ国19の学術機関及び天文台で
いっせいに地球外文明からの電波を観測するのだそうです。
オカルトとかそういう類ではなくて、学術的に真剣な
全地球規模でのプロジェクトです。
これは、1960年にコーネル大学の天文学者フランク・ドレイク(現SETI研究所名誉教授)が
行なった電波による地球外知的生命体探索「オズマ計画」から50周年を迎えたことを
記念して行なわれるもので、
計画の中心になっているのは、なんと日本人です。
プロジェクトリーダーの鳴沢真也さん(西はりま天文台)は、もし地球外文明と電波がつながったら
どうしたいですか?というインタビューに、
―どうしたら平和になるのか聞いてみたいです。
と答えていらっしゃいました。
もし、本当に地球外文明からの電波をキャッチすることができて、
「地球のこと、どう思いますか?」と聞いてみることができたら、
どんな答えがかえってくるでしょうか。
このプロジェクトで電波がキャッチされ、確実に地球外文明からのものであると確認された場合、
速やかにマスコミを通じて全世界にニュースが配信されるそうですので、
ちょっと楽しみですね。
ちなみに1977年には、地球外からの通信電波と思われる電波が、アメリカの
オハイオ・ウェスリアン大学の電波望遠鏡で受信されたことがあるそうです。
そのあまりのことに、プリントアウトされた受信記録に「Wow!」と書かれたことから
「Wow(ワオ)シグナル」と言われています。
今回の好奇心にあふれるプロジェクトも、「Wow!」な結果が出るのでしょうか。
ちょっとドキドキですね。
同時に、谷川俊太郎の「二十億光年の孤独」という詩(教科書にも
載っていましたね)をふと思い出しました。