皆様こんにちは。学芸員Yです。
これからブログでも当館の様子をお伝えしていきたいと思いますので、
よろしければご覧いただけますと嬉しいです☺️
先日、英国よりエアメールが届きました✉️
“Dear Curator”からはじまる手紙の内容は、”British mission”の資料は所蔵しているか、という
お問い合わせでした。
“British mission”とは、1921(大正10)年、航空技術草創期の日本海軍が先進国英国から招いた
パイロットや技術者総勢30名の教官たちです。
日本では「英国飛行教官団」と呼んでいました。
彼らは、できたばかりの霞ヶ浦飛行場(現在の茨城大学農学部一帯 茨城県阿見町)で
日本の海軍軍人を対象に、航空機の操縦、整備、兵器の扱い、写真技術、
落下傘🪂の技術等を伝授しました。
当館では、この英国飛行教官団の一人で、兵器の講義を担当されていた
アーサー・ハットフィールド中尉の写真アルバムを所蔵しています。
※付箋は寄贈者の方が貼られたものです。
調査後はがさせていただく予定です。
アルバムには、“British mission”での来日滞在中に撮られたと思われる貴重な写真がたくさん
貼られています。
これから、アルバムの写真を撮ってまとめ、お問い合わせいただいた方へ
メールをお送りしようと思います。
英国の方でも調査が進んで、また新たな事実がわかるといいなと思っております。