新年度がスタートしました。当館スタッフも展示解説員2名が入れ替わり、一日も早く皆さんの前で展示解説ができるよう研修に励んでいます。デビューまで少しお待ちください。
さて、4月2日から「二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)ゆかりの化粧廻しの展示が始まりました。展示初日は、二所ノ関親方が来館し、千葉町長、立原教育長とともに除幕セレモニーを行いました。
稀勢の里関(現二所ノ関親方)が三役昇進の際に当時の鳴戸親方(元横綱隆の里)がデザインしたもので、旧日本軍で使用されていた戦闘機「零戦」があしらわれています。
この化粧廻しは、阿見町に部屋を構えた二所ノ関親方のご厚意によって展示されています。
当館の展示とともに、あわせてご観覧ください。
なお、化粧廻しのみご観覧の場合は、無料でご入館できます。
【予科練と相撲】
予科練では体力と精神力を養う目的で相撲が盛んに行われていました。予科練での相撲の特徴は「負け残り」で、勝つまで土俵を下りることができないという厳しいものでした。
また、予科練のあった土浦海軍航空隊には、昭和16年(1941)9月26日に第35代横綱双葉山一行が訪れ、盛大に土俵開きが行われました。