2月2日は開館記念日でした。平成22年2月2日に開館しましたので7年が経過しました。開館からの入館者は累計で41万6千人に達しました。ご来館いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。
これからも予科練と海軍航空隊の戦史を後世に伝え、平和の大切さを考えていただく施設として運営してまいりますので、ご支援をお願い致します。
予科練生の訓練では、冬の時期に寒稽古が実施されました。予科練の寒稽古には、剣道、柔道、銃剣道、短艇、陸戦、体操などがありました。
昭和15年度の寒稽古は、1月11日から31日まで3週間行われました。この期間中の総員起こしは午前5時でした。通常冬季の総員起こしは午前6時でしたので1時間早くなりました。中でも体操は、気温が氷点下になるこの時期であっても半袖・短パンツで行われました。駆け足行進のあと体操を行い6時20分まで続きました。手や足が凍傷になる予科練生もいたそうです。
倉町秋次著『豫科練外史〈2〉』から
寒稽古の様子
4日は立春ですが、これから少しずつ春の訪れを感じるようになります。
記念館の隣に広い公園がありますので、天気の良い日にはお出かけください。そして実物大零戦模型を見ていただき、記念館にも足をお運びください。
現在当館では収蔵資料展「旗と手紙」を開催しています。(3月12日まで)