豆を蒔き、鬼を追い出し、福は内、と今年の春を迎えましたが、立春の今日は午後から久しぶりの雪を見ることになりました。
今年は例年になく暖かな1月で、これも異常気象かと思いながらその暖かさを喜んでいたものでした。花粉症の早い訪れに目をこすりながらも…。
雪が降ると、雪に慣れない茨城の者は「春遠し」と短絡的に思いがちですが、清めの雪、また潤いの雪、と考えることもできるでしょう。人間の生の営みに欠かせない清い水を、雪という白さで飾ってくれました。
この日の夜は雪のために明るく感じられたはずです。
さて、去る1月26日(日)には、昨年から開催となった「寒中祭」が行われました。
正月を過ぎると、外は寒いし、日暮れもまだ早いし、となんとなく寂しくやることが少ない1月の生活に「喝」を入れる寒中祭です。
参加者が皆乾布摩擦を「えいしょ、えいしょ」とするわけではなく、とにかくみんなで楽しく遊びましょう、ということが祭りの趣旨になります。
今回は、予科練平和記念館のイベントには欠かせないミニトレインの運行はもちろん、県南生涯学習センターボランティアの方々にご協力をお願いし、たいへんにぎやかな遊びの集いとなりました。
演目は以下の通りでした。
◇ミニトレイン
◇腹話術
◇マジック
◇バルーンアート
◇押し花しおり作り
◇ストロー笛&紙ホイッスル
◇的当て
◇パチンコ・迷路
◇CDこま
当日はたいへん多くのお客様にお越しいただくことができました。
予科練平和記念館に親しんでいただくことで、戦争を知らない人間がこれからの社会を作っていかなければならない、という大きな課題にも向き合っていただけるのではないかと考えております。
今後も予科練平和記念館では各種のイベントを開催してまいります。
皆さん、どうぞお気軽に遊びに来てください。
ご来館を心よりお待ちしております。