予科練平和記念館は、本日7月1日(日)、平成22年2月の開館以来15万人目のお客様を
お迎えしました。
記念すべき15万人目のお客様は、土浦市板谷からお越しの富田さんご家族です。
当館職員が待ちうける中、午後2時57分に入館された富田彰汰君(都和小5年)、
大騎君(同3年)が記念すべき15万人目のお客様となりました。
ご両親の仁さん、淳子さんとご家族4名でお越しいただきました。
お二人には、記念のくす玉を割っていただき、加藤館長から15万人目の認定証と
予科練クッキー、書籍、赤とんぼの模型など記念品を贈呈させていただきました。
「入口にくす玉が下がっていたけど、まさか僕たちが15万人目だなんて、
すごくびっくりした。でもラッキー」ととても喜んでいただきました。
お父さんによると、お隣の公園には何度か来ていただいているそうで、今度は記念館に
行ってみようと話していたところ、通りにある、所蔵資料展「兄を追って」(本日最終日)の
看板をご覧になってご来館いただいたそうです。
当館としましても、若いご家族に戦争の歴史をお伝えできるのは、館設立の趣旨にも
かなうものでとてもうれしく思います。
15万人は、平成22年2月2日の開館以来2年5か月、712日目での達成となりました。
これまでご来館いただいた方々をはじめ、ご協力をいただいております関係者の皆様に心より
御礼申し上げます。
先日のブログで紹介しました、つばめのひなも今日は大きく羽を広げ、さかんに飛び立つ練習を
しています。当館の15万人目のお客様をお迎えしてから大きく飛び立つつもりだったのでしょう。
当館では、7月、8月と展示会などイベントが目白押しです。21日からは「特別展回天」が
スタートするほか、読み聞かせの会、戦時を経験した女性が語る戦争講演会、回天搭乗員に
よる講演会などなど。
当館では、これからも予科練生の姿を通して、命の尊さ平和の大切さを伝えてまいりたいと
考えております。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。お待ちしております。