みなさんこんにちは(^_^)
今日の阿見町はくもり空。
灰色の雲がゆっくりと流れていました。
でも、雲とはうらはらに一部のスタッフには緊張感が
ただよっていました。
なぜなら、今日は初めて小学校の生徒さんに
展示の解説をするからです。
今までたくさんの方をご案内してきたベテランの解説員さんも
どうしたら小学生に分かりやすく伝えることができるのだろう?と
ちょっと試案顔。
実は、先週から学校で使われている教科書を
読んだりして勉強をしてきましたが、
いざ自分の言葉で伝えようと思うと、やはり難しいところが
たくさんあるのです。
午前中は案内の打ち合わせとリハーサルをして意見交換。
これから中学生になる生徒さんたちにエールを送れたら
いいねという話になりました。
そして、午後から阿見町内の小学校6年生109名がいらっしゃいました。
卒業を控えた6年生たちは、巣立ちを待っている小鳥のような感じです。
最初にホールで元予科練習生のお話を聞きます。
みんな静かに聞いてくれました。
そのあと、クラスごとに展示を見学しました。
下の写真は、予科練習生の手紙を読むことができるお部屋です。
お部屋に入ったとたん、生徒さんたちは箱の形をした
展示ケースにわーっと集まりました。
中には予科練習生が家族に宛てた手紙が展示されています。
空襲の映像が流れるお部屋では、機銃掃射をする艦載機や
爆弾を落とすB-29のCGを見てびっくりする生徒さんもいらっしゃいました。
自分たちの住んでいる町にもいろんな歴史があるんだ、ということを感じてくださったようです。
中学校に進学すると、小学校とはまた違う楽しいことや大変なことがたくさんあると思います。
悩みながら、楽しみながら、いろんな経験を積んで少しずつ大人になっていくのでしょうね。
予科練平和記念館は阿見町内の中学生も無料ですので、またぜひいらしてください。
成長するたびに視野が広がる自分を感じることができると思います。
また、悩み事の迷路に入ってしまったようなときにも、もしかしたら
何か答えを見つけることができるかもしれません。
皆さんが素敵な中学生活を送れますよう、スタッフも応援しています。