12月10日 元米軍兵2名が家族とともに来館しました。
これは、外務省が行う「日米草の根平和交流招聘プログラム」事業によるものです。
元米海軍少尉チャールズ・ブラウンさん(91才)は、パイロットとして1945年2月に霞ヶ浦海軍航空隊の海軍第一航空廠を空襲した時に、対空射撃を受けて霞ヶ浦湖上に不時着し捕虜となりました。今回の来日では、不時着した場所を見たいとの強い希望があり実現しました。
予科練平和記念館の歴史調査委員が、チャールズさんたちを土浦市手野町の墜落場所付近へと案内し、その後天田町長・柴原議会議長などと面談、予科練平和記念館で歴史調査委員と懇談しました。
事前に歴史調査委員が当時の状況を詳しく調査して視察と懇談に臨みましたので、有意義な交流ができました。
案内をしていただきました、藤田幸久参議院議員、外務省の職員、歴史調査委員の皆さんに感謝申し上げます。
今月はクリスマスの25日午後5時30分から音楽鑑賞会を開催します。土浦第三高等学校吹奏楽部が、予科練の歌として有名な「若鷲の歌」や「青い山脈」など服部良一メドレー、クリスマスメドレーを演奏します。25日は無料開館日ですので、皆様のご来館をお待ちしております。
早いもので今年も残りわずかです。
今年は開館5周年として零戦の実物大模型を製作し展示しています。また戦後70年という節目の年でもありましたので、たくさんの皆様にご来館いただきました。1年間ありがとうございました。
新しい年が皆様にとって良い年となりますことをご祈念いたします。