館長日記

12月 2nd, 2011

 師走に入りました。

 暖かい日もあれば、寒い日があったり天候不順の日が続くこの頃です。

しかし、この記念館周辺はちょうど秋の色が深い情景です。

 空が蒼く澄み切った日は、紫峯”筑波山”がとてもきれいです。

 最近、ご家族での来館者が目立つようになりました。特に土、日、祭日が多いようです。

 先日、三人家族(父、母、子)が来館され、館内を熱心に見学されました。

ちょうど帰り際に私とすれ違い、少年から”ありがとうございました”と声をかけられました。

突然のことにびっくりしましたが”しまった”と感じました。

 ”感謝の心、そして人を思いやる”とても大事なことを、改めて教えられました。

この家族がとても幸せに見えました。

この様な少年がいる限り、日本はいつまでも平和でないでしょうか。

 これからも多くの少年たちが来館され、”ありがとうございました”との

声が頂けるようもっともっと精進したいと思います。

 予科練生が過ごした霞ヶ浦、そして予科練平和記念館を訪ねてみませんか。

                                   お待ちしております。