みなさんこんにちは(*’‐’*)
いろんなところで桜とイチゴ味のお菓子がたくさん売られていて、
こんなところでも春を感じる毎日です。
桜味のお菓子には塩漬けされた桜の花がよく乗っていますが、
日本を代表する伝統の桜スイーツといえば、こしあんぱん。
おへそが桜の塩漬けですよね。
このこしあんぱん(木村屋さんでは「桜あんぱん」)を最初につくったのは、
木村安兵衛さんという方で、
「キムラヤのパン」で有名な「銀座木村屋総本店」の創業者です。
実はこの安兵衛さん。茨城にとてもゆかりが深い方で、
予科練平和記念館がある阿見町のお隣にある牛久市のご出身です。
ちょっと嬉しいですね☆
135年前の明治8(1875)年4月4日のこと。
時の明治天皇が、東京・向島の水戸藩下屋敷(今の隅田公園 桜の名所です)で
お花見をなさるときに、当時話題になっていたあんぱんを召し上がっていただこう!!
という話しになったそうです。
そのままではどうしても外国のものというイメージがあったパンに、
日本らしさと季節感を取り入れるため、
安兵衛さんは、桜の名所である奈良県の吉野に咲いた八重桜を
塩漬けにしたものをパンにつけたそうです。
これがあんと絶妙にマッチして、とってもおいしい「桜あんぱん」が誕生しました。
この桜あんぱんは、明治天皇、皇后両陛下にとても喜ばれて皇室御用達になったそうです。
きっと楽しいお花見になったことでしょうね。
なんだかほっこりするお話しです。
暖かくなって桜が咲いたら、少し小ぶりで奥ゆかしい木村屋の桜あんぱんを持って
お花見にでかけるのも楽しいですね。
さて、先日6日は二十四節気の一つ「啓蟄」でした。
「啓蟄」は、地面が暖まって冬ごもりをしていた虫が這い出してくるころだそうですが、
昨日7日(月)は雪になり、
土の中から出かかった虫も思わず頭をひっこめてしまうのでは、と思うほど寒い一日でした。
雪まみれになって撮影してみました。
お隣の公園も真白です。
休館日を利用しての館内点検や修繕などがありましたが、
来てくださった業者さんたちも大変そうでした。
みなさんお疲れ様でした。
なんだか雪が降ると写真を撮りたくなりますが、昔の人もそうだったのでしょうか。
当館には、雪化粧をした土浦海軍航空隊の写真が残っています。
お持ちになっていた予科練生から推測するに、昭和15~17年頃の様子と思われます。
木にも地面にも雪が降り積もっていて、広い練兵場(グラウンド)も
きっと真白になっていたことでしょう。
予科練生たちは冷たい雪の寒い中でも訓練をしていたのでしょうか。
雪国出身の練習生などは、故郷を思い出して雪にはしゃいだかもしれませんし、
暖かい地方出身の練習生は、早く暖かくなるといいなぁなんて
思っていたかもしれませんね。
撮影された時期も分からない写真ですが、いろいろ想像してみるのも楽しいものです。
来週からはまた少し暖かくなるそうですので、今度こそ
土の中の虫たちも安心して顔を出せそうですね。
三寒四温で体調を崩しやすい時期でもありますので、
みなさんもどうぞ、体調管理には十分お気をつけください。