みなさんこんにちは(^^)
休館日明けでうすぐもりの予科練平和記念館には、
少し湿気を含んだ空気がふんわり広がっていました。
どことなく、梅雨の訪れを感じる一日です。
今日は、朝一番につくば市にある竹園高校演劇部の生徒さんが
お見えになりました。
今、予科練をテーマにした劇を製作中とのこと。
先生がくださった台本には、(仮題)と書かれていました。
内容をお伝えすることができませんが、当館での老婆と女子高生グループとの出会いが、
過去と現在をつなぐ鍵になります。
生徒さんたちは、元予科練生だった戸張さんの案内で、熱心に展示を見て回ります。
実に3時間もかけて、ゆっくりと見てくださいました。
最後の展示室「特攻」では、皆さんいろんなことを思ってくださったようです。
戦争のあった時代、自分たちと同じ年頃の少年たちがどう生きていたのか。
そして今の自分はどう生きているのか。
皆さんがここで感じたたくさんのこと、考えたたくさんのことが、
役者としての皆さんの声となり動きとなって、
水面に落ちたしずくが波紋を起こすように、
たくさんの人の心を動かす劇ができあがるのではないかと思います。
演劇の全国大会にも出場したい!というお話もうかがいました。
皆さんならやれると思います。
頑張れ竹園高校演劇部!
予科練生も一緒に応援してくれているかも?しれません。