イベント開催のお知らせ

3月 14th, 2017

みなさん、こんにちは。

 

最近は、あたたかくなったり、さむくなったり、せわしい日が続いていますね。

花粉もたくさん飛んでいるようです。

筆者は最近くしゃみがとまりません。

 

さて、以前のブログにてご案内させていただいておりました、イベントのご報告です。

先日の3月11日(土曜日)に「おはなしとむかしあそびの会」を開催いたしました。

 

 

当日は、手作りおもちゃや、折り紙、バルーンアートなどでみんなで楽しくあそびました。

 

11時と14時からは、霞ヶ浦高等学校の演劇部の方々による絵本の読み聞かせも行いました。

 

毎回、好評をいただいております、おもちゃ病院も同時開催しました。

 

イベント当日は、200名近い方々にご来館いただきました。

ご参加いただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

 

続いて、次回開催予定のイベントのご連絡です。

 

3月26日(日曜日)に講演会「レイテ島の戦い」を開催いたします。

講演時間は、14時から15時30分の予定です。

参加無料です。事前予約等も必要ございませんので、当日お気軽にご来館ください。

前回開催の様子です。講演テーマは「占守島の戦い」

平成28年の9月18日に開催しました。

 

 

詳しくは、当ホームページの新着情報より、

「講演会 レイテ島の戦いを開催します」をご覧ください。

 

 

今後も、当ブログやホームページにて、イベント情報を掲載させていただきます。

当日の様子や、雰囲気を感じていただいて、行ってみてもいいかな

と思っていただけたら幸いです。

阿見町に走っていた鉄道

3月 3rd, 2017

暖かい日があってもまた寒さが戻ることがあり、繰り返えされながら春が近づいています。

 

今月は11日に「おはなしとむかしあそびの会」を開催します。

「絵本の読み聞かせ」や「むかしの遊び」、「おもちゃの病院」もありますので、お子様とご一緒にお楽しみください。

26日には講演会「レイテ島の戦い」を開催します。レイテ島守備隊と特攻隊に焦点をあてて、阿見町歴史調査委員の大橋良一さんが講演します。皆様のご来館をお待ちしております。

 

阿見町にはかつて鉄道が走っていました。

常南電気鉄道という名称で、大正末期から昭和の初め頃に当時の阿見村(新町のバス停留所「阿見坂下」付近)から土浦駅の間を運行していました。

大正10年霞ヶ浦飛行場が設置され、翌年には霞ヶ浦海軍航空隊が開隊しましたので、たくさんの海軍関係者が住むようになりました。その需要を見込んで鉄道を運行したと思われます。

この鉄道は単線で運行され、阿見と土浦間に停留所(駅)が8カ所設けられました。昭和4年にドイツの飛行船ツェッペリン伯号が霞ヶ浦飛行場に寄航した時には、大勢の人が鉄道を利用して見物に訪れたそうです。

しかし常南電気鉄道の運行前からバスも営業していたため、次第に競争に負け短い期間で廃止になりました。大正15年10月に開業し、昭和13年2月に廃業されるまで12年間運行しました。

 

また同じ頃に、軍用の単線が荒川沖駅から霞ヶ浦海軍航空隊(現在の阿見小学校付近)まで敷設されていて、航空燃料を輸送していました。後には若栗にあった第一軍需工廠(現在はフタムラ化学株式会社や三菱化学株式会社などがある)まで延伸されました。さらに、第一海軍航空廠(現在の陸上自衛隊関東補給処)へも引込線が敷設され、資材の運搬と整備が済んだ飛行機の搬出が行われていました。