「予科練戦没者慰霊祭」

10月 9th, 2010

先日の10月3日(日)、すばらしい秋晴れの中、
(財)海原会主催の第43回予科練戦没者慰霊祭が挙行され、
招待者として参加させて頂きました。

参列された方々は、主催者の他、
元予科練習生や遺族の方々及び自衛隊の関係者など、
何れも戦没者と縁(ゆかり)のある人たちです。

主催者や参列された元予科練習生は、
皆80歳は越えているはずですが、
軍隊で鍛えあげられた体は今も健在で、
ご高齢とは思えぬ立ち振る舞いに、感心するばかりでした。
戦後育ちの我々のような者とは違う、芯の強さを感じました。

式典は、「若鷲の歌」を合唱した後、
当時をしのばせる飛行機が上空を2度旋回し、会場をもりあげました。
大空に憧れた少年たちが見上げた空を、
当時と同じように眺める元予科練習生の横顔は、
少年のような眼差しに戻り、
大志を抱く姿に戻っていたように写りました。

私がこの式典で最も印象に残ったのは、
遺族の代表挨拶で、
「今の社会は平和であるが、何かが違う、
亡くなられた方々には、現在の社会はどう写っているのでしょう。」
とおっしゃられたことでした。
皆さんは、どう思われますか?
家族のため、祖国のためと亡くなった方々に、
胸を張って今の社会を誇れるでしょうか?
そして、その遺族に顔向けができるでしょうか?

私の年齢の半分にも満たない少年たちが、
死と向き合い戦地におもむく境地など想像もできませんし、
その家族の心情など想像するだけで、胸が痛くなります。

この戦争を知らない我々は、
この戦争からもっとたくさんのことを学び、
平和であることのありがたさをもっと学ぶべきだと改めて感じました。

戦争でなくても人を殺めてしまうような世の中でなく、
本当の平和な社会が訪れるよう祈願して、
献花させていただきました。

これからも日本を背負っていく私たちを、
彼らはずっと見守ってくれることでしょう、
彼らに見放されぬ様、精進せねばなりません。

式典は、最後に参列者全員で、
不戦と核の撲滅を祈り、閉会しました。

元予科練生の皆さんは、
来年再会することを誓い合い散会しました。
その姿は、とても清々しく、輝いていました。

また、来年もこの少年たちと会いたいとものだと思いました。

最後に、
この慰霊祭の準備から開催までお骨折り下さいました、
(財)海原会及び陸上自衛隊土浦駐屯地の皆様のご健康でのご活躍を、
心からお祈り申し上げます。

平成22年10月8日
館長 糸賀富士夫

今日の一日

10月 3rd, 2010

みなさんこんにちは☆

今日は第43回予科練戦没者慰霊祭が、お隣の陸上自衛隊

土浦駐屯地、もとの土浦海軍航空隊内で行なわれました。


お天気が心配されていましたが、きれいな秋晴れとなりました。

高い空の下で、元予科練生のみなさんはどんなことを思われていたのでしょうか。


予科練平和記念館も慰霊祭にともなって入館無料となり、

1,000人を超すたくさんのお客様がご来館くださいました。



午後2時からは、近くのかすみ公民館多目的ホールで、茨城県立竹園高校演劇部による

劇『白雲ととどまりて』の公演がありました。


予科練平和記念館を舞台に、過去と現在が交錯しながら

戦争とは、平和とは何かを問いかける内容の劇で、生徒さんたちは実際に

予科練平和記念館を見学したり、元予科練生のお話しを聞いたりして

役作りをなさっていました。


生徒さんたちは、今日も朝早くから集まっていたようで、

予科練生役の男の子は、何度も最後のシーンの練習をしていました。


開演前、舞台の裏に待機していた私からは、舞台の上で幕が上がるのを待っている

生徒さんたちの姿がよく見えました。


みんな緊張した面持ちで、幕が上がるのをじっと待っています。

つられて私までちょっと緊張してしまいました。


それでも幕があがれば、皆りっぱな役者さんです。

緊張する心をぐっとこらえ、たくさんのお客様の前でのびのびと演技します。



この三人は、予科練平和記念館を見に来た女子高生たちです。

あたりまえのように今の平和を享受している私たちの

象徴のような存在です。



左のカップルは、モールス信号でおしゃべりできる不思議なふたりです。



車椅子の老婆が少女だったころ、日本は戦争をしていました。

お兄さんは予科練に入り、とうとう特攻隊員になります。


現在の予科練平和記念館でお兄さんの遺書を見つけ、

涙する老婆を見て、女子高生は考えます。

自分と同じ年頃の少年たちが、どうして死なねばならなかったのか。

戦争って、なんなのか。



老婆のお兄さんは、特攻出撃前に語ります。

「生きて帰れなくてごめん。」


「生きて帰る」という約束を守れなかった妹=老婆へ

直接伝えることができなかった言葉です。


悲しさと、言葉にできない思いを胸に秘めて、

家族への最後の言葉を語る、一番の見せ場です。

予科練生の役を演じた生徒さんはとってもすがすがしいいい声をしていて、

坊主頭も似合っていました。


無事に舞台を終えた生徒さんたちは、晴れ晴れとした顔でカーテンコールに出てきました。

会場からもたくさんの拍手があがり、生徒さんたちをねぎらいます。




本当に一生懸命、緊張する自分と向かい合って演じきった役者さんたちです。

一生懸命と一生懸命がぶつかりあって、

それぞれが、きらり、きらりと光るすばらしい演技をしていました。


今日の経験がまた皆さんの栄養となり、次の舞台でも大きな花が咲くことと思います。

竹園高校演劇部のみなさん、本当にすばらしい舞台をありがとうございました。

ますますのご活躍を期待しています。


ちなみに、舞台の大道具を運んでくださったのは、

元予科練生の運送会社さんでした。

大変お世話になりました。



演劇のあとは、昭和18(1943)年に公開された映画「決戦の大空へ」を上映しました。

こちらにもたくさんのお客様がいらっしゃり、67年前の少年たちの心をとらえ、

予科練にあこがれるきっかけとなった映画を熱心にご覧になっていました。

ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。


そして今日の予定が全て終り、後片付けをしてかすみ公民館を出ると、

日が暮れた後のうすやみの中に、甘い金木犀の香りがただよっていました。

胸いっぱいに吸い込むと、一日疲れたからだの細胞一つ一つに、

じんわりと優しさが染みていくようで、


ふと、たくさんの人たちの力で物事というのは動いていくんだなぁと思いました。


今日はなんだかいろんなことに気づけた一日になりました。

みなさんにとって今日は、どんな一日でしたか?


竹園高校演劇部公演間近!

10月 2nd, 2010

みなさんこんにちは(^^)/

今日も秋晴れの予科練平和記念館です。


 さて、明日10月3日は、近くのかすみ公民館で、

竹園高校演劇部による劇「白雲ととどまりて」が上演されます。


 今日はその準備で、午後からかすみ公民館の多目的ホールは

大道具を運んだり、照明を合わせたりする高校生たちのにぎやかな声であふれていました。


 以前、県南生涯学習センターで公演をしたときと勝手が違う舞台で

いろいろと難しいところもあるようですが、

いい舞台をつくるためにみんな一生懸命です。


 2時間近くかけて照明や大道具の位置などを決めました。

かすみ公民館の職員Nさんが大活躍です。

スポットライトのしぼりの大きさ、位置などを調整しています。



照明から音響まで、Nさん頑張ってくださいました。


そしてリハーサル。本番と同じように全編通して行ないました。

開演の幕が上がるまで、緞帳の裏で息をひそめて出番を待っている

生徒さんたちの緊張がこちらまで伝わってくるようです。


でも、お芝居の幕が上がれば、そこはもう生徒さんたちが作り出した世界。

現在の予科練平和記念館と過去の世界が交錯し、観ている人に様々に問いかけてきます。

平和とは?戦争とは?今を生きているとは?


高校生が全身で演じ、作り上げる世界にいつのまにかひきこまれ、

気が付いたら涙が出ていました。


リハーサルが終わると、皆で集まって意見交換をします。

写真がちょっとぼけてしまいましたが、終わってほっとしている感じと、

新たに出てきた課題に向かい合っている雰囲気が伝わるでしょうか?



いよいよ明日が本番です。

今日の夕暮れ時の空には、サーモンピンクの綺麗な夕焼け雲が浮んでいました。

ふと、明日はきっと大丈夫!きっとうまくいく!と思いました。


生徒さんたちは、もしかしたら今この時もとっても緊張しているかもしれませんが、

今まで一生懸命練習してきた自分を信じて、仲間を信じて、

明日は最高の舞台を見せてくれることと思います。


たくさんの方に観ていただきたい舞台です。

みなさんもぜひご覧ください。

そして一生懸命な生徒さんたちを応援にいらしてくださいね。



■■■演劇鑑賞会『白雲ととどまりて』
 日時:平成22年10月3日(日)
    13:30開場 14:00開演 (約1時間)

 場所:阿見町かすみ公民館多目的ホール
    (茨城県稲敷郡阿見町阿見2083-2 029-888-8111)

 入場:無料


※     16:00より、映画『決戦の大空へ』を同じ場所で上映いたします。

昭和18(1943)年に公開され、当時の少年たちが予科練にあこがれるきっかけとなった

映画です。こちらもぜひご覧ください。(入場無料)

予科練平和記念館も入館無料です。




「姉妹の来館」

9月 29th, 2010

昨日昨夜と、大雨に見舞われた茨城県南部でしたが、
今日は、その余韻を残すような冷たい雨が続き、肌寒い1日でした。

しかし、記念館の中は、たくさんのお客様で大賑いとなりました。

そんな中、ひっそりと来館された二人の姉妹がいらっしゃいました。
このお二人は、寒さ厳しい2月の開館間もない時期に、
父親と記念館駐車場まで来られたそうです。

その日は、とても寒い日で、
「もっと暖かくなってから来よう」といって、
父親は、入館されずに帰ったそうです。
しかし、その父親は、記念館を見ることなく亡くなられたそうです。

一度見たかったろう父の想いを胸に、
父の誕生日にあたる9月28日の今日、
父母の遺影(写真)を胸に擁(いだ)き来館されました。

この経緯を、お二人が涙を流しながら、語って下さいました。
父母を慕うやさしい姉妹に、同時に私も胸が熱くなる思いがしました。

私たちも、父母はもちろんのこと、
家族を思い、先人達の思いを真摯に受け止め、
感謝できる心が大切であると、
改めて考えさせられるひと時でした。

平成22年9月28日(火)

館 長 糸賀 富士夫

秋の訪れ

9月 29th, 2010

みなさんこんにちは(。・ω・。)ノ

昨日とうってかわって、気持ちのいい秋晴れの

予科練平和記念館です。



空が高くて、とっても気持ちがいいです*。(*´Д`)。*°

明日からはまた下り坂のようですので、今日のお天気を楽しみたいですね。



さて、先日(9月20日)のブログで館のまわりに出現した

謎のホコリタケをご紹介しましたが、

またまた謎の新入りが生えてきました↓↓



・・・どちら様・・・ですか・・・(・・?)?


困ったときの展示解説員Hさん!と思い、Hさんに見てもらったところ、

シバタケか?キツネタケか?ネズミタケか?といろいろ考えてくださったのち、

「・・・謎のきのこですね」との回答が。


ちゃくちゃくと家族を増やしつつある謎のきのこたち。

予科練平和記念館がきのこの楽園になる日も遠くないかもしれません。



そして秋といえば赤とんぼ。

最近あまり見かけないな、と思っていましたが、

今日は幸運にも、どこからかすっと飛んできて目の前のロープに止まりました。

驚かせないように、そっと激写します。



とってもきれいな赤い色をしています。

赤とんぼって、調べてみたら赤い色をしているとんぼの総称なんですねΣ(・ω・ノ)ノ!

ゆうやけこやけの頃に、こんなきれいな赤とんぼが飛んでいたら、なんとなく遠い目を

してしまいそうです。



最近の急な寒さで、初鍋を召し上がった方も多いと思います。

予科練平和記念館も、秋の気配に満ちてきました。

皆さんもご来館の折には、ぜひ秋色の服をお召しになってみてくださいね。

謎のきのこもお待ちしております。


お知らせ

9月 28th, 2010

みなさんこんにちは(^^)/

今日は夕方近くまで雨が降り続いた予科練平和記念館です。


本日はご予約をいただいたお客様が9団体、それ以外のお客様が3団体と

たくさんのお客様がお見えになりました。


あいにくのお天気でしたが、にぎやかな一週間の始まりです。


さて、今週末10月3日(日)に、演劇鑑賞会と映画鑑賞会を行ないます。


■ 演劇鑑賞会 「白雲ととどまりて」

 県立竹園高校演劇部による予科練をテーマにした劇です。
 当館が舞台になっています。

 高校生によるみずみずしい演劇をご覧ください。

 日時:10月3日(日)13:30開場 14:00開演 15:00終演予定
 場所:阿見町かすみ公民館多目的ホール
   (阿見町阿見2083-2 029-888-8111)
 入場:無料
 ※ 前日15:00より公開リハーサルがあります。公開リハーサルは

ご自由にご覧いただけます。


竹園高校さんのページ↓↓↓

http://www.takezono-h.ed.jp/


■ 映画鑑賞会 「決戦の大空へ」
 昭和18(1943)年に公開された予科練の映画で、土浦海軍航空隊

(現陸上自衛隊武器学校)で撮影されて大ヒットしました。当時の少年たちが予科練に

あこがれるきっかけとなった映画です。

 日時:10月3日(日)15:30開場 16:00上演開始 17:30終演予定
 場所:阿見町かすみ公民館多目的ホール
   (阿見町阿見2083-2 029-888-8111)
 入場:無料


※かすみ公民館の駐車場は数がありませんので、公民館向かいの

パチンコ丸善さんと、公民館裏手の割烹みとやさんが臨時駐車場に

なります。 当日警備員がご案内します。


また、あわせまして、予科練平和記念館の入館料が無料になります。

 この機会にぜひご来館ください。


お隣の陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校内の雄翔園では、午前10時30分より

第43回予科練戦没者慰霊祭が行なわれます。

そのため、予科練平和記念館側から雄翔館・雄翔園への出入りができなく

なりますので、ご了承ください。

詳しくは、予科練平和記念館(℡:029-891-3344)へお問い合わせください。

こちらもご覧ください↓↓↓

https://www.yokaren-heiwa.jp/kantan/?detail=true&id=42



「小学校の運動会」

9月 21st, 2010

ようやく、朝夕の風が秋を感じさせる季節になってきました。

私事ですが、先日の9月18日(土)に、
地域の人々を交えた小学校の運動会に参加してきました。

この日の天気は快晴。清々しい1日を過してきました。

久しく遠ざかっていた小学校の運動会。
わが子が通っていた見慣れたはずの小学校なのに、
少し様相が変わっているのを感じました。
それは、児童の数です。

当時は、全校児童300人位だったと記憶していますが、
現在では、120人にまで減少していると伺い、
「少子化がこれほど進んでいるのか」と、改めて驚きました。

しかし、今も昔も子どもたちの姿は、変わりません。

青空の下で駆け回る児童たちを見ていると、
この子ども達が、平和な明るい社会で成長し、
そして変わることなく今の平和な社会が継続され、
明るい未来であって欲しいと願わずにはいられません。

やはり、
「安心して子どもを育てることのできる、安心して暮すことができる。」
そんな平穏な社会がいいですね。

今の館長という仕事を始めて、平和とはどうあるべきか、
自分はどうすべきなのか、何をすることができるのか?
日々考えさせられる課題だと感じています。

平成22年9月21日
館長 糸賀富士夫

謎の生物

9月 20th, 2010

みなさんこんにちは(*^^*)

うす曇りの空から時折日差しがのぞく予科練平和記念館です。


今日は秋の彼岸の入りですね。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、もうそろそろ

本格的に半袖をしまう気温になるのでしょうか。

スーパーなどでは、暖かい色合いの野菜や果物がたくさん

出回っていますが、記念館にも秋の訪れ?なのかな?と思うものが生えてきました。



芝生のところに点々と白い球形の物体が・・・!

しかも、生えてからしばらくすると茶色に変わってきます。


この謎の生物は何者だろう・・・?

名前を知りたくて調べてみたところ、「ホコリタケ(埃茸)」という

きのこのようでした。

しかも「担子菌門菌じん綱ホコリタケ目ホコリタケ科」に属するきのこという、

長い肩書きをお持ちでした。

熟成すると、頭からほこりのようなけむりのような菌を飛ばすので

この名前がついたそうです。

さらにはなんと食用!なのだとかΣ(゚Д゚ノ)ノ 

(皮をむくと中ははんぺんのような食感なのだそうで・・・

からしあえにしたりお鍋に入れたり、レシピもいろいろあるようです)

人間の食へのあくなき追求を思い知ったのでした。


これから涼しくなると食欲も増してきます。おなかを壊さない程度に

楽しく美味しいものを食べて、夏の疲れを癒したいですね。




そして今日は敬老の日。館内には、お年寄りとご一緒のご家族の姿も目立ちます。



70代からのシニア世代に「敬老の日には何がほしいですか?」というアンケートを

とったところ、

「こどもや孫とふれあう時間」が一位だったそうです。

反対に子ども、孫世代は「花や食べ物などを贈りたい」という人が一番多いという、

お年寄りからみると少しさみしい結果になりました。


もし、このブログをご覧くださっている方のなかで、おじいさんやおばあさん、

またはお父さんやお母さんにまだ何にもしていないという方がいらっしゃいましたら、

今すぐお電話してみてください。


お金なんてかけなくても、家族の「いつもありがとう」「元気でいてね」という言葉だけで、

こころがほっこりあたたまる、すてきな声のプレゼントになると思います。


日本は「言霊(ことだま)の幸(さき)わう国」。言葉に魂が宿る国です。

言葉でみんなを幸せにできるなんて、素敵な国だなぁと思います。


いい言葉をたくさんかけあって、シニア世代も若い世代も、お互いに元気に、そして

笑顔で幸せになりたいですね。


しきしまの 大和の国は 言霊の 助くる国ぞ 真幸(まさ)きくありこそ 

                     (万葉集 第3254番 柿本人麻呂)


オープンしました!

9月 16th, 2010

みなさんこんにちは(*’-’*)

今日の阿見町は朝から強い雨が降っていました。

気温も下がって、今までの暑さになれた体には

少し肌寒く感じられますね。

明日からは気温も上がるようですが、皆さんも体調管理には

十分にお気をつけくださいね。


さて、おとといより所蔵資料展「戦後の予科練」がオープンしました。


会場のようすをちらっとお見せします。



入り口です。

向って左側が第1部、戦後の予科練習生たちの同期会の資料や

元土浦海軍航空隊の中に建っている予科練記念館「雄翔館」や

慰霊の庭園「雄翔園」に関する資料を展示しています。


向って右側では、戦後予科練生が描いた油絵や、亡くなるまで作り続けていた

模型をご覧いただけます。



常設展示をご覧になった後に、ぜひご覧になってみてくださいね。


さて昨日は、NHKの方がお見えになりました。

平成23年3月から放送がはじまる連続テレビ小説「おひさま」の中に

予科練生が出てくるそうで、その調査をしているとのことでした。


この「おひさま」は、

「長野・安曇野と松本を舞台に戦争をはさんで、日本人が生き抜いてきた

昭和という激動の時代の中で、人々をおひさまのような明るい希望で照らす、

ひとりの女性のさわやかな一代記」

なのだそうです。(NHKのHPより)


昭和12年~15年頃の予科練の募集ポスターはどんなものだったのか。

こういうタッチのイラストは、当時の少年がよく目にする雑誌に多かったのか。

NHKの方から、いろんな質問が飛び出します。


予科練を志願する少年がポスターを見るという、

時間にすれば短いであろうそのシーンにリアリティを持たせるため、

いろんなことを調べる必要があるんですね。

たくさんの人が楽しみに見る番組は、たくさんの人の努力で作られるんだなぁと

思いました。



ヒロインの井上真央さんのキュートな笑顔が、朝を元気にしてくれそうですね。

またどのあたりでどんな風に予科練生のシーンがでてくるのか、気になるところです。


みなさんもぜひ、注目してみてくださいね!!



スタンバイ中

9月 12th, 2010

みなさんこんにちは(^^)/

昨日、今日とまた暑さが戻りましたね。

これから少しずつ涼しくなっていくのだとか。

もう少しの辛抱ですね。


さて、予科練平和記念館では、14日(火)より

館内20世紀ホールにて、所蔵資料展「戦後の予科練」を開催いたします。


これは、当館に寄贈されたなかから、戦後の予科練生の

活動に関する資料を展示するもので、二部構成になっています。


第一部では、陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校(旧土浦海軍航空隊)に

ある予科練記念館「雄翔館」と、予科練之碑「予科練二人像」のある庭園

「雄翔園」建設に関する資料や、予科練同期の集まりに関する資料を

約25点展示します。


戦後も続く予科練生たちの強い絆をご覧いただければと思います。


第二部では、予科練生が描いた油絵や、作り続けた艦船の模型など約40点

を展示します。


特にこの模型は、元予科練生が亡くなるまで作り続けていたもので、

亡くなった後は同期生に引き取られ保管されていましたが、

この方も鬼籍に入られたため、別の同期生により当館に寄贈されました。

リレーのように元予科練生の想いが受け継がれて、

こうして皆さんにご覧いただけるようになるというのは、

やはりそこに込められた“想い”が強いのだろうなと思います。


今回は、保管している中から、空母や戦艦、重巡洋艦などの模型を展示します。

現在は収蔵庫の中でスタンバイしています。



この所蔵資料展「戦後の予科練」は、常設展チケットでご覧いただけます。

規模は大きくありませんが、来年の2月27日まで開催しておりますので、

ご来館の際はぜひご覧ください。


関連企画として、10月3日(日)の予科練戦没者慰霊祭にあわせ、

演劇鑑賞会と映画鑑賞会を、阿見町かすみ公民館(阿見町阿見2083-2 

029-888-8111)で行ないます。


また、あわせまして、当館は10月3日無料でご覧いただけます。

皆さんのご来館をお待ちしております。


詳しくはこちらをご覧ください↓↓↓

(予科練平和記念館HP 新着情報)

https://www.yokaren-heiwa.jp/kantan/?detail=true&id=38