予科練平和記念館のブログを再開します

6月 10th, 2020

みなさんこんにちは。

本日から予科練平和記念館のブログを担当します学芸員Yです。

このブログでは、みなさんに予科練平和記念館をもっと身近に感じていただけるよう、

館の日々の業務や資料のあれこれ、スタッフや売店商品の紹介などの情報を発信していきたいと思います。

みなさんと予科練平和記念館をゆる~くつないでいければと思いますので、

のんびりお付き合いいただけましたら幸いです。

 

予科練平和記念館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館しておりましたが、

6月9日(火)より再オープンいたしました。

職員はマスク着用(窓口では手袋もつけています)、毎朝の検温、館内の消毒作業、

案内の中止等の対策をとっております。

 

窓口の様子です。

 

ご来館のお客様につきましても、アルコールでの手指消毒、連絡先の記入、入場制限、

ソーシャルディスタンスの確保、滞在時間の制限等のご協力をお願いしております。

また、展示は通常通りご覧いただけますが、触ったり読んだりすることができる資料は撤去しております。

本当は全部お見せしたい・・・!予科練についてもっと知ってほしい・・・!という思いはあるのですが、

そのせいでお客様を危険にさらすわけにもいきません。苦渋の決断です。

ご来館くださるすべての皆様にとって安心安全な環境となりますよう、ご来館の折には

ご協力いただけましたら幸いです。

 

さて、予科練平和記念館ブログの“中の人”私Yですが、4月1日から再び予科練平和記念館で勤務することに

なりました。

予科練平和記念館の開館時には主に展示制作と資料整理・保存全般を担当していましたが、

その後町のほかの部署へ異動となり、この度、7年経ってまた古巣へ戻ってまいりました。

予科練の代名詞7つボタンにも通じる他部署で過ごした年月で、得たものもたくさんあります。

その経験を、記念館でも生かしていけたらと思っております。

 

開館時にもブログを担当しておりましたので、もしかしたら「学芸員W」をご存じの方が

いらっしゃるかもしれません。

今回のブログより「学芸員Y」として活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

本日は6月10日。75年前の今日、アメリカ軍の戦略爆撃機B-29の大編隊が阿見町に飛来し、

土浦海軍航空隊(現在の陸上自衛隊武器学校)を目標として10トン爆弾による大規模な空襲を行いました。

すさまじい爆風と爆撃にさらされた土浦海軍航空隊は大きな被害を受け、

予科練生や周辺の住民を巻き込んで300名以上の死傷者が出ました。

体験された方のお話を伺うと、まさに阿鼻叫喚という状態であったろうと思われます。

 

館内の展示室6では、体験者の証言をもとにした空襲の映像を上映していますが、

爆撃のシーンでは大きな音と共に頭上から爆弾がランダムに落ちてくるので、

個人的にも実際に体験したら本当に怖いだろうな…と思います。

この空襲でお亡くなりになられた方には改めて哀悼の意を表しますとともに、

記念館ではこれからも阿見町の空襲を多くの方にお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

この時期だけ、窓口に白いお花を飾ります。

 

 

今年は新年度からコロナウイルス対策のためにバタバタしており、気が付いたらあっという間に6月でした。

大変なこと、予期せぬできごと、心が痛くなる辛いできごとなど、毎日生きているとどうしても

何かしらはでてきますし、人間は物事を悲観的にとらえやすい性質があるので、

(『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』 ハンス・ロスリンク著

日経BP社 2019 思い込みや古い知識が現状認識をゆがめてしまうことがよくわかります。

オバマ前大統領やビル・ゲイツおすすめもうなずける一冊。読みやすくて目からうろこが落ちまくること

うけあいです!)

ともすれば世界が悪い方向へ向かっているように感じてしまいがちですが、

物事は多面体でどこに光を当てるかによって見える事象が違ってくるので、

誰に何を言われようと、なるべくすてきなところに光を当てていくぞ!と思う今日この頃です。

 

これからもこうしたブログを不定期ですがアップしていきたいと思います。

長文最後までお読みいただきありがとうございました。

気温や湿気が高い日が続いています。

皆様と、コロナウイルスや熱中症が無縁でありますように。

ご自分優先で、どうぞご自愛くださいませ。

 

予科練平和記念館が6月9日(火)から開館いたしました

6月 9th, 2020

予科練平和記念館が6月9日(火)から開館いたしました。新型コロナウイルス感染症予防により当初は5月31日までを臨時休館としておりましたが、国の緊急事態宣言が解除された後も、茨城県の段階的緩和に向けた独自基準である最低レベルステージ1に緩和されるまで記念館の臨時休館も延長をさせていただきました。

 ここに至るまで、記念館へ多くの方からお問い合わせをいただきました。開館できたことをお知らせすることができ、大変うれしく思っております

 

 しかしながら、記念館が感染拡大のクラスター発生源になることを十分注意しなければなりません。そのため、お客様に以下の通りご協力をお願いすることとなります。

 

1 入館する場合は、あらかじめマスクの着用をお願いいたします。

2 各展示室は5名までの観覧といたします。(観覧人数が多い場合には、お待ちいただく場合がございます。)

3 なるべく人との距離を2メートル開けてください。

4 展示物、展示ケース等には触れずに観覧してください。

5 静かに観覧してください。

6 館内の滞在時間は2時間以内としてください。

7 記念館職員がお声がけする場合がございます。

8 その他、感染予防のための制限をおこなう場合がります。

 

 開館後は、新型コロナウイルスから来館者の方や職員への感染を予防しながら、安全に記念館が運営できるよう取り組んでまいります。皆様方にはご不便をおかけしますが、何卒ご協力いただきますようお願いいたします。

予科練平和記念館は臨時休館中です

5月 6th, 2020

青葉若葉の季節となりました。眩しいばかりの新緑がみずみずしく感じられ、街路樹の色合いの鮮やかさに四季の変化を感じる方も多いのではないのでしょうか。

予科練平和記念館は、5月6日まで新型コロナウイルス感染症対策により臨時休館となっておりましたが、5月31日まで臨時休館を延長することといたしました。記念館の観覧を楽しみに、また心待ちにしていただいている方もいらっしゃるかと思いますが、大変申し訳ありません。

皆様方も感染拡大防止の観点から、どうぞ、もう暫く外出の自粛やこまめな手洗い、咳エチケット、密閉、密集、密接の「3密」を避けるよう、意識して行動していただきますようお願いいたします。

 

さて、予科練平和記念館では、この臨時休館を利用して、お預かり、ご寄贈いただいた資料のクリーニングや収蔵庫内の整理をしております。現在、当記念館には約17,300点の資料が保管されております。これらの資料は、すべて予科練や旧海軍等に関する資料として位置付けられ、展示その他の活用を図るための極めて重要なものです。大切な資料ですので一つ一つ台帳と照らし合わせて保管整理をしているところです。

何分資料点数が多いものですから、整理に時間がかかりますが、もしかしたら、これまで資料として展示していなかったもので、新たに常設展示に加えられる資料も出てくるかもしれません。そのような資料が出てくることを密かに期待しているところです。

 

新型コロナウイルスが早く収束し、社会が正常に向かうことを切に望んでやみません。そして、霞ケ浦や筑波山の眺望豊かなこの阿見町に多くの方がご来町され、多くの方が予科練平和記念館にご来館になることを心待ちにしております。

開館10周年記念式典 寄贈絵画紹介

2月 15th, 2020

 感想文表彰に引き続きまして、開館10周年記念式典で披露されました、予科練ゆかりの画家塙賢三画伯の寄贈絵画をご紹介いたします。

 

 画伯は「ピエロの画家」として知られ、今でも人気のある画家です。

 大正5年に現在の土浦市にお生まれになり、昭和12年には当地で電機会社を起業されました。それから終戦までの間、予科練の地である土浦海軍航空隊をはじめ、霞ヶ浦海軍航空隊に出入りの電機会社として予科練に深く関わるなど、予科練とはゆかりのある画家です。

 御子息の塙義雄様と当町の湯原正人教育長とがご縁がありまして、画伯の予科練生に対する慰霊と尊敬の想いを込められまして、開館10周年を記念しご寄贈されたものです。

 題名は「玉に乗った道化」。1984年昭和59年の作品で、第69回二科展に出品されたものと伺っております。

 

 画伯も仕事の合間に見たであろうと思われます「赤とんぼ」といわれる九三式中間練習機やグライダーの初級滑空機に、憧れを寄せる予科練生と重ね合わせたものとも想像されます。

 画伯も予科練生同様に「大空」に憧れを抱いていたのかもしれません。

 そのようなことを思い浮かべられるような素敵な絵です。

 グライダー(初級滑空機)訓練の様子

  撮影:土門拳 

  撮影場所:土浦海軍航空隊第二練兵場

       (現在の霞ヶ浦高等学校付近)

 

 ご寄贈頂きましたのは、この他2点の作品があります。そちらにつきましては、数か月毎に入れ替えて展示をしていきたいと考えております。

 皆様にはまた是非ご来館頂きまして、ご覧頂けますようお願い申し上げます。

 

 

 開館10周年記念式典は、多くの方々のホームページやブログ等で取り上げて頂きました。心より御礼を申し上げます。

 

 今月の23日の天皇誕生日は無料開館日となっております。

 皆様のご来館を心よりお待ちし申し上げます。

【開館10周年記念式典 感想文表彰作品】

2月 12th, 2020

それでは、表彰されました齋藤佑衣さんと鬼澤舞衣さんの感想文をご紹介させていただきます。

 

【阿見町立阿見第二小学校 6年 齋藤 佑衣さん感想文】

 

予科練平和記念館の皆様へ 

 

 本日はおいそがしい中お話を聞かせていただきありがとうございます。

 予科練の訓練のことや卒業し戦場へ出て行った人達のことなど様々なことを知れました。

 手紙や食事などを満足にできなくても一生懸命に戦う姿に心をうたれました。神風特攻隊の自爆特攻は残酷ながらも祖国のために散っていった人達のおかげで今平和に生きることができていると思い、それをふまえ今の自分達は、平和はどれほど敬うべきなのかを考え直す必要があると感じました。

 元予科練の方の「人災は防ぐことができる」「二度も死なせないでくれ」と言う言葉に現代ではそのことを軽くみている人が増えているので言われたことを大切にしていきたいです。

 もっと戦争のことを知り、平和を護りたいです。本日はありがとうございました。                                                                                                                                    

 

 

 

【土浦日本大学高等学校 3年 鬼澤 舞衣さんの感想文】

 

予科練平和記念館で得たこと

 

 予科練平和記念館を見学し、私はたくさんのことを得られた。

 まず、展示の説明を受けた時、手紙の話に心を打たれた。検閲を通し、その手紙の内容が規定に沿っていなかった場合、墨で塗りつぶされ、家族に送られるという厳しさに衝撃を受けた。本当に思っていることが伝えられないというのは、とても苦しくなる。それでも家族に手紙を送ろうとする予科練生がいてくれたからこそ、今の時代になっても当時の苦しさを見ることができるのだと思うと、彼らからの手紙は家族と今の私達へのメッセージだったのではないかと思う。

 次に、戸張さんの講演にとても心が打たれた。私は実際に戦争を戦う身として経験した方の話を聞くのは初めてだったので、とても緊張していた。

 予科練生だった時の日々の辛さを話して頂いた時、私と同じ年くらいだった戸張さんが経験したことはとても過酷なものだった。「みんなを見ていると思い出すなぁ」「同じ年くらいの時かなぁ」と昔を思い出しながら話して下さる姿に、その時どんな思いでいたのかと考えると今の私では想像もつかないくらいのものだったと思い、とても心が打たれた。戦争の時の話は心が痛むのであまり話さない方もたくさんいる。それでも、私たち高校生という戦争を知らない世代に話そうとして下さったことに深く感謝している。戦争を経験していない人が話す戦争より、一言一言の重みが違う。もちろん、経験していない人の話も大切だが、やはり世の中の戦争を深く知らない人は経験者の話を聞くべきだと思った。戦争の辛さ、悲惨さを聞いた私は、今の平和な世の中にたくさん感謝するようになった。何か小さな嫌なことがあった時、戸張さんの言葉を思い出し、ぜいたく言ってないで頑張ろう、と思うようになった。「感謝の心で生きる、生きるために生きる、生かされている」このことを絶対に忘れない。戦場に向かった予科練生達と直接のつながりはないかもしれないが、同じ日本に生まれた家族である。その人達の守りたかった日本を、平和に守っていくことが私達の役目だと思う。戸張さんが話して下さったことに深く感謝する。

 今回の講演は私の人生にとって、とても大切なものであった。

 

 

お二人とも、素晴らしい感想文をありがとうございました。

開館10周年記念式典が開催されました

2月 8th, 2020

【当館が存在した貢献=感想文】

 

今月2日に、開館10周年記念式典が厳粛かつ盛大に開催されました。

少し遅れましたが、その内容等について補足説明も兼ね順次ご報告いたします。

開館10周年記念式典をプロデュースする上で悩んだのが、「当館の存在が果たした貢献」をどのように表現するかでした。

開館10年周年を迎え、予科練平和記念館が地域や町民の方々に対し果たした貢献ということです。いろいろと話し合いを重ねましたが結論は、式典時に湯原教育長が説明された「感想文表彰経緯」ということになりましたので、ご紹介をさせていただきます。

なお、感想文というのはこの10年間にわたり当町の予科練歴史調査委員の方々、特に元予科練生であります戸張礼記委員が、平和教育普及事業の一環として取り組んでこられた講演会に対する児童生徒学生等からの感想文です。出張講演も含め回数にしますと実に330回を超え、小学生から中学、高校、大学、そして自衛隊武器学校、航空学校等々の延べ1万5千人を超える方々からの感想文です。阿見町内や茨城県内はもちろんのこと遠方は修学旅行で来館された北海道の中学生もおります。

 

【湯原正人教育長 感想文表彰経緯】(原文のまま)

 齋藤佑衣さん、鬼澤舞衣さん、おめでとうございました。素晴らしい感想文を朗読して頂きましてありがとうございました。

 それでは、本記念式典で感想文表彰を行うこととなった経緯について簡単に説明をさせて頂きます。

 現在でも「戦争と平和」というテーマは非常にデリケートなものでありますが、阿見町という一自治体が、予科練の地という責務をもって、予科練平和記念館を建設し10年間に渡って、平和を発信し運営してきたということは、非常に意義のあることであり評価できるものと思っております。

 その10周年記念式典に当たり、10年間の当館の存在がもたらした地域や町民の方々への貢献や評価というものを形や数値として表せるだろうかと考えましたが、なかなか当てはまるものがありませんでした。それは来館された個人個人がそれぞれに考え行動するものと思われるからです。

 その個人個人の内面に焦点を当てた時に思い浮かんだのが、感想文の存在でした。司会の方からもご説明がありましたように、予科練歴史調査委員の方々、特に元予科練生であります戸張先生の講演に対する児童生徒たちからの感想文の存在です。

 当町は、当館が建設されてから小学校6年生の社会科や中学生の平和教育事業の一環として当館の観覧を実施しています。戸張先生にはその児童生徒たちに対し、時間を割いて講演をして頂いております。先ずはそのことに対しまして、教育長として御礼を申し上げたいと思います。

 誠にありがとうございました。

 当館10年間の貢献を具体的に数値等で表すことはできませんでしたが、当館の存在は予科練歴史調査委員の皆様方の講演を通して、多くの子供たちの心にしっかりと刻まれたことと思っております。

 その心の表現が感想文であり、当館の存在の貢献と評価と考え、感想文表彰に至ったというのが経緯であります。

 その中で、只今朗読して頂いたお二人の感想文について、表彰をさせて頂いたものです。

 これも、それぞれの担任の先生方のご指導があったからこそと私は思っております。

 改めまして、お二人とご指導された先生方にお祝いを申し上げ、感想文表彰の経緯の説明といたします。

 誠におめでとうございました。

(引用おわり)

 

 

次回はお二人の感想文をご紹介させていただきます。

新年のごあいさつ

1月 5th, 2020

新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、令和最初のお正月を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。

 

当館は本日4日より開館しております。

今年も職員一同分かりやすい展示や解説に努め、更なる平和発信に努力してまいる所存です。

皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております

年末のごあいさつ

12月 26th, 2019

クリスマスも終わり、今年もあと残すわずかとなりました。

 皆様にとりましては、2019年はどんな1年でしたでしょうか。

 

 予科練平和記念館は開館10年目の節目の年を迎え、改めて設立趣旨である歴史遺産の伝承と恒久平和に向け、皆様にご満足いただけますよう職員一丸となって1年を過ごしてまいりました。

 お陰様で、海原会様や歴史調査員の皆様、並びに大勢の皆様方のご協力をいただきながら、講演会活動をとおしての平和教育を中心に、事業展開ができたものと思っております。

 改めまして、ご協力をいただきました皆様、並びにご来館をいただいた方々には御礼を申し上げます。

 来年も皆様に満足いただけますよう職員一同邁進してまいります。

皆様が穏やかな新年を迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。

新年は、1月4日(土)より通常どおり開館いたします。 

皆様のご来館をお待ちし申し上げます。

秋、到来

9月 13th, 2019

急に秋めいてまいりましたが、それもそのはずで今日は中秋の名月・一五夜です。すすきに月見団子をお供えして、涼しくなった今宵は名月をゆっくりと眺めてみたいです。

 

先日の台風15号の影響はいかがでしたしょうか。町内では約3,200戸が長時間にわたり停電となり、またビニールハウスの倒壊等で農作物に被害がありました。直撃となったお隣の千葉県ではまだ多くの地域で停電・断水が続いているなどの甚大な被害が出ております。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、 一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 

 

連日30度を超える猛暑が続いておりましたが、行楽の秋になりましたので大勢のお客様にご来館いただいております。

 

今月21日(土)は講演会「アッツ島の戦い」を開催いたします。講師は阿見町予科練歴史調査委員の大橋良一さんです。アッツ島とはアメリカ合衆国アラスカ州のアリューシャン列島最西部に位置する島で、「玉砕(ぎょくさい)」という表現が日本で初めて公式発表されたのがこのアッツ島の戦いとのことです。玉砕とは、「玉が美しく砕けるように、名誉や忠義を重んじて、いさぎよく死ぬこと」とあります。

詳細は新着情報をご覧ください。

 

 

いきいき茨城ゆめ国体セーリング競技が、いよいよ当町特設会場で今月29日(日)から10月2日(水)の期間で開催されます。会場は着々と準備が整いつつあり、湖畔では練習する艇が多く見られるようになりました。全国都道府県から勝ち抜かれた353艇、575名の方々が参加される予定です。熱戦を期待しています。

 

セーリング競技開催期間中は当館も休まず開館しておりますので、この機会に是非ご来館されてはいかがでしょうか、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

終戦記念日

8月 17th, 2019

8月15日は74回目の終戦記念日でした。

台風10号の影響で天気が不安定の中を大勢の方々にご来館いただきまして、ありがとうございました。

遠方よりお越しいただいた方、お子様連れの方、等々いろいろな方々がそれぞれの想いを持ってご来館され、予科練生という少年たちの青春群像を通して、「戦争」というものを改めて考えられたことと思います。

終戦記念日は日本人として決して忘れてはならないことであり、今日の平和が多くの犠牲のもとにあることを、私自身も改めて肝に銘じたいと思います。

当館においてもご来館者の方々とともに正午に黙祷を捧げ、戦没者を追悼し平和を祈念いたしました。

 

 

夏休みのお子様向けイベントのご案内です。

先ず明日18日(日)は、小中学生の宿題相談会「ものしりおじいちゃんに聞こう!阿見の昔のはなし」です。町の歴史や戦史、予科練について、当館の歴史調査員がいろいろと質問に答え教えてくれます。

続いて、24日(土)は、夏休み講演会「飛行機はなぜ飛ぶの?ブーメランの不思議な飛行」です。予科練生も勉強した航空力学についてブーメランを作りながら、当館の伊藤解説員が講演します。

夏休みも残すところあと2週間、自由研究等の宿題がまだ終わっていない小中学生で興味のある方は是非ご来館ください。

 

皆様方のご来館をお待ち申し上げます。